2016年03月24日

剣道な連休2016

館長備忘録 セカンドシーズン(18)
突き抜けることを祈念しています。

そのためには、剣道な毎日も必要です。
兀兀地春夏秋冬・・

さて、連休でした。

3月19日(土)
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午前、大学稽古会
これくらいの面子で毎日稽古したいものです・・
卒業生(北島、金子)・修了生(菊池)、
新人の大学院生(内藤)
転出(小森)、これからもよろしく!

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夜、剣道部送別会
連盟の先生方もご出席いただき、ありがとうございました。

3月20日(日)
第60回記念 白根剣道大会
会場:新潟市南区白根カルチャーセンター

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【結果】
団体戦
小学生5・6年生の部(篠原・竹原・高嶋・山本・高島): ベスト8(敢闘賞)
小学生3・4年生の部(亀田・相場・亀田・西條・森田): 三回戦敗退
個人戦
小学生女子の部  高嶋 栞:優勝!小学生5・6年生の部 高島康太焉Fベスト8 (敢闘賞)
小学生3・4年生の部 森田悠二焉F三回戦敗退

3月21日(祝)
中学生の部門でした。

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【結果】
団体戦(篠原・田中・籾井・中村・中西): 三回戦敗退
個人戦男子 中西 寧:二回戦敗退
個人戦女子 田中静日:準優勝

この大会は、一本勝負で決着するというルールで行われました。
一本の重みを経験できるという意味で
私としては
「好き」です。

シオリ嬢、シズカ嬢、成長著しく
県内外の強敵を
撃破!
先が楽しみです。

毎日、深夜4時起きで会場に通ったので
とても眠かった・・・
posted by カン at 09:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年03月23日

高田修道館の卒団式2016を行いました

館長備忘録 セカンドシーズン(17)
突き抜けることを祈念しています。

そのためには、己に克たねばなりません。

高田修道館という道場ネームですが
スポーツ少年団での登録名は、高田剣道スポーツ少年団です。
昨夜、その少年団の卒団式を行いました。
記念の木刀、竹刀袋、寄せ書きなども贈りました。

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今年は、小学生6名、中学生6名が卒業です。
なかなかの戦績を残した子ども達でしたが
これからは、どんな中学生、高校生の生活を送るのでしょうか。
健やかに成長してほしいと願っています。
大人の階段を登るのだぞ・・

最近の剣道活動は、
子ども達も指導者も保護者も
試合での勝利に気持ちが向きがちなので
「相手に勝つ」ことを目標や評価の対象においてしまうことが多いのですが

我々が「相手に勝つ」前にしなければならないことは
「自分に勝つ」ということ。
日ごろの生活の中で「自分に負けている」者が
相手に勝ちたがってはいけません。
試合で負けたからといって、悔しがる資格もありません。
なので、目標は

「自分に克つ」 ということ

「勝」ではなく「克」

これ、剣道の本来の目標ではないかと思いまして
子供たちに贈る言葉として
昨夜は少しお話をしました。

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解ってくれたかな・・


posted by カン at 09:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚えておきたい言葉

2016年03月16日

「受験者講習会2016 in 新潟」がありました

館長備忘録 セカンドシーズン(16)
突き抜けることを祈念しています

新潟県の高段者受験者講習会2016がありました。

日時:平成28年3月13日
会場:新潟市鳥屋野潟体育館
講師:岩立三郎 範士

覚え書き
・10歳若い剣道(元気さのことです)で攻め、気を前面に出し、
4人の中で目立つことの大事
・(体が)反る、(前に体重が)かかる、(体勢が)浮き立つ、(体が)沈む、
(姿が)垂直にならないことの大事
・竹刀を強く握ってしまうと悪し
・「〜かもしれない」という心を捨てることの大事
・「左手」「左足」は見られてますよ
・相手が「見たとき」に打つの大事
・面返し胴の体さばきの大事

さて、お立合い・・・・・

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久しぶりに面
腰と肩が最悪な割にはパワーラインが出てきました。
この局面で打っていないといけません。
もう少しだな・・

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久しぶりに面(その2)
都合のいいとこ撮りですみません・・

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久しぶりに面(その3)

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久しぶりに面(その4)

あとは、面返し胴を打たれないことの大事 かな。
posted by カン at 08:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 剣道覚書

2016年03月11日

あれから5年2016

館長備忘録 セカンドシーズン(15)
突き抜けることを祈念しています。

あれから5年。
変わらなければならない
と心に刻んだあの頃から
俺、少しは変わったのかな・・
頑張ったのかな・・・

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東日本大震災の発生から5年を迎えました。
避難生活を送る人は、
いまなお17万人以上おられるそうです。

政府が決めた集中復興期間はこの3月末で終わりますが、
あまり復興が進んだようには感じられません。

震災の亡くなられた方は、全国で1万5894人、
行方不明者は2561人と発表されました(警察庁、3月10日)。

震災後の体調悪化や自殺による震災関連死は
3407人(復興庁まとめ、昨年9月末時点)。

プレハブ仮設住宅の独り暮らしでの「孤独死」は
202人(警察庁まとめ、昨年末時点)とされています

避難されている方は、17万4千人(震災発生直後47万人)。
被災地の人口流出も続き、
被害が大きかった3県の太平洋岸と避難指示区域の計42市町村では、
人口が震災前の2010年より約10万6千人減った(国勢調査速報値)
とされています。

まだまだです・・

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posted by カン at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚えておきたい言葉

2016年03月07日

人生を丁寧に生きる2016

館長備忘録 セカンドシーズン(14)
突き抜けることを祈念しています。

そのためには
「人生を丁寧に生きる」

永年に亘り、高田修道館の門人の為にご指導・ご尽力いただいた
長谷川武二先生が平成28年3月2日にご逝去されました。
享年86歳であられました。

先生の葬儀に際し
導師の法話の中で出てきたお言葉です。

「人生を丁寧に生きる」「お大事に」

まさに長谷川先生のご生涯を表した言葉のように思えてなりませんでした。

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先生は、
雨の日も風の日も、
40年以上の永きに亘り、
子ども達のお相手を黙々としてくださいました。
この数年は体調を崩され、稽古からは遠ざかっておられましたが
私の大学での朝稽古会の初期からのメンバーでもあります。
高田修道館の子どもだけでなく、
大学生達も随分と稽古いただいた恩人でもあります。

お通夜では、
今の高校生から大学卒業生たちも多く参列してくれました。
ありがとう。

ご冥福をお祈り申し上げます。

奥様より貴重な遺品についての撮影もお許しいただきました。
ご紹介します。
写真の中にあります大日本武徳会長 東條英機名による剣道証書は
剣道史においても歴史的価値のあるものです。

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「五等」というのは、現在の初段です。
長谷川先生が14歳の頃のものです。
第二次世界大戦が昭和14年(1929)から20年(1945)でしたから
昭和18年(1943)はまさに戦中となります。
学徒出陣が始まった年にあたります。
昭和18年3月に「大日本武徳会称号等級審査規程」が改正され、
段位が廃止され、五等から一等までの等位となったときのものです。
五等が初段で、一等が五段、
それ以上は、また錬士・達士・範士と改められていたそうです。

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平成25年には全日本剣道連盟の剣道有効賞も授与されました。

合掌。

posted by カン at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚えておきたい言葉

2016年03月02日

仮想敵2016

館長備忘録 セカンドシーズン(13)
突き抜けることを祈念しています。

「仮想敵」

この2年間、居合のことでずっと悩んでいました。
腰が悪くなって稽古ができないという問題はあったけれど
それは別にして
何を稽古すれば良いのかをわからなくなっていました。
自分に何が欠けているのかをずっと考えていました。

昇段や大会出場という欲は捨てて
武道家として淡々と行ずる中で、
何を課題に置くべきか・・

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先日の柏崎剣道形大会で
恒例の居合道の集団演武を拝見していて
アッと気づいたのは

「仮想敵」

私の居合には仮想敵がいませんでした。
いたつもり、見えてるつもりの嘘居合でした。

こんなことに気付くのに、2年もかかってしまいましたが
稽古の課題が見つかって嬉しく思っています。



posted by カン at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 居合道覚書

柏崎剣道形大会2016がありました。

館長備忘録 セカンドシーズン(12)
突き抜けることを祈念しています。
子供たちがいつの日か突き抜けるための基礎として
守破離の「守」、剣道形の稽古もしています。

そんな中
第16回日本剣道形柏崎大会がありました。
日時:平成28年2月28日(日)
会場:柏崎市武道館

私は今年も審判。
子供たちは続けてきた形稽古の成果を試してみました。
ろくに形稽古をしないで昇段した大人よりは
よっぽど上手かもしれません・・・

【結果】
小学生の部 :優勝 高島康太朗・山本優馬
中学生の部 :優勝 中村蒼次郎・篠原優人
親子の部:優勝 西條 法・西條新太郎  準優勝 田中順美・田中静日

たまたまですが、各部門優勝・・・

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参加者は約100組程度だったかな

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居合王国、柏崎ならではの居合演武

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4段以上の部、10連覇のSご夫妻の演武

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子供たちの深い集中

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子供たちの深い集中2

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同門対決もあちこちで

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残心の緩急も見られました。

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心の落ち着きも目付もOK

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お疲れ様でした。




posted by カン at 08:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記