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朝から良い天気で暑くなりそうな予感のする朝でした。
日時:平成26年6月21日、22日
会場:聖籠町総合体育館
講師:範士 岸本千尋 先生
私は翌日に剣道昇段審査会の審査委員の用事があったので
21日のみの参加でした。
まず、講話では
着装、立位姿勢、身構え、試合の心得、審査の心得などについて
約30分間のお話がありました。
これは、立位・気を付け姿勢のままでの講話でした。
(「立ち稽古」の意味もあったのでしょうか・・・)
私は入退場時の携刀姿勢で立ってしまったので
今更、姿勢を変えるわけにもいかず
(範士が時折、我々の姿勢や足幅に目線を送るので・・・)
刀を保持していた左腕が筋疲労でパンパンになってしまいました。
ついでに、脊柱管狭窄症の痺れが足にひろがり始め、
この日は「これで終わったなぁ」感で一杯となってしまいました。
実技講習
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技全般についての留意点として
・足幅:足幅1足半
・呼吸:丹田呼吸と腹圧の意識化
・正体(せいたい)の大事、
「正対」ではなく意図的に「正体」を使っています。
また「正体」出来るためには「足幅1足半」が殊の外に重要であるとのことでした。
私は、連盟居合一本目、二本目の講習中に足の痺れが限界に来てギブアップ。
後は、記録と見学に努めました。
この日は、時間が足りなくなって
技の講習は6本目まで
以下は、その覚え書きです。
特に3本目に多くの時間が費やされました。
・簡単に向かない、回らない(2本目も)
・早い技は、残心をたっぷりと
(残心が早いと技に引っ張られているように見える)
・手掛け、抜きあげは限界まで脇を締めたまま(他の技も同じ)
・完全に坐らない(尻を浮かせておく)
・「後の先」で応じる速さ
・鍔元で切る。柄に指を浅くかけると剣先が伸びる
・「切」の強さは、左足の引きで出す
4本目
・鞘引きの時は、胸を開くように
・納刀の際の絞り込みでは緊張感が必要
5本目
・「吐いて切って、吐いて切る」と体が上下動しなくなる
6本目
・仮想敵を順に遠くに想定する
・前膝が被ると切が弱くなる、重心は真ん中
・「踏み替え」と「踏み込み」の大事
(「踏み替え」は技を伴わない時の体転換、「踏み込み」は母子球荷重で限界まで体を捩じり、
その後に踏み替えて踏み込む意識:攻めが出る)
このように纏めてみると
居合の技すべてに必要な共通の要点が見えてくる気がします。
これをご覧になっている方々の参考になれば幸甚です。
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奥ではK範士が鏡の前で独り稽古をされていました・・・