長岡支部のS先生のご要望にお応えし、
久しぶりに居合道覚書。
S先生、ご丁寧にご挨拶いただき、ありがとうございました。
日時:平成26年10月19日(日)9:30〜16:00
会場:柏崎市荒浜コミュニティセンター
講師:草間ジュンイチ範士8段

対象者:新潟県選手候補、強化指定選手、昇段審査受験予定者等
この日も私は実技はパスして見取り稽古・・・
実技に参加できないのが悔しくてたまりません。
しかし、いつもながら、
草間範士の段階的指導と示範は流石でした・・・
とにかく、この日のメモからの覚書
・携刀姿勢、刀45度の会得。
・礼法、所作事は「丁寧に」「静かに」を心がけ「早く」行なう。「ゆっくり」ではない。
・「手掛け」は、呼吸をはかり、対敵が「アレ!」っと思った瞬間に静かに手をかける。
・刀法は左手操作。左手を上げる意識。刀を持ち上げるのではなく、柄頭を上げる感覚。
・「見て」切るの大事。明確に見ること。
(参考:初伝「見て切る」、中伝「見たところを切る」、奥伝「見たら切っている」)
・手の内:掌中で遊ばせるが、指は開かない。持ち替え、握り直しはしない。
・居合は「手の内」。刀のコントロール、刀に使われないこと。
・5本の演武では、古流2本は「滑らかに」行なう、呼吸法を使うこと。「ただやっている」だけではダメ。
・抜き付けはきっちりと決める。剣先をたるませない。相手を押さえる圧力。審査員、審判員の着眼点でもある。
・連盟居合の「袈裟に振り下す」と古流の「血振り」の感覚は異なる。技術も異なる。
その他、講習に参加された方は、個々にアドバイスも頂いたことと思います。
ご尚武、祈念申し上げます。

この日、柏崎の海は稽古日和の快晴でした。