
この写真、何かと言えば
劇団四季「ライオンキング」公演1000回記念の記念ダルマであります。
実は、
このブログを2008年1月に開設して
もうすぐ8年が経ちます。
そして、今日のブログで1000回目になります。
「館長備忘録」1000回記念として使わせていただきます。
8年前の1月22日、第1回目は
「どうしたものかと悩みながらも、
ブログ開設してしまいました。
気分が良いとき
落ち込んだときに
書き留めたいと思います。」
から始まっています。
そして2回目は
鬼一法眼の
「たれば即ち迎え、去れば即ち送り 対すれば即ち和す
五五の十 二八の十 一九の十 是を以て和すべし
虚実を察し 陰伏を識り 大は方所を絶し 細は微塵に入る
殺活機あり 変化時に応ず
事に臨んで 心を動かすことなかれ」
を紹介しています。
また、3回目は
鉄舟翁の
「無刀とは心の外に刀なしと云事にして、三界唯一心也。
一心は内外本来無一物なるが故に、
敵に対する時、前に敵なく、後に我なく、妙応無方、朕迹を留めず。
是、余が無刀流と称する訳なり」
を紹介しています。
多分、
当時の自分に必要だと思っていたものを備忘したのでしょう。
そして、このように1000回も色々なことを備忘した割には
未だに、な〜んにも超えていない自分に反省です・・・
ただし、解っていることがあります。
このように色々と書き留めることで
追体験が可能になります。
時折、読み返すことで
追体験を繰り返すこともできます。
そして、それによって、
自分の心境の変化を感じることもできるようになります。
何かを超えていく過程において
これはとても大切なことだと思っています。
もし、超えることができたら
超えた先に訪れる心境について
私の恩師は
「山々雲」
という教えを門下生に伝えてくれました。
このようなことに関して
最近では
「ブレイクスルー」
という言葉が使われます。
英語の「break through」は
「突破(口)、打開(策)、解明、進歩、躍進、切り抜ける」
などと訳されますが
ある識者は
「突き抜ける」としています。
1000回を節目として
また、「突き抜ける」ことを祈念して
次回から
館長備忘録はセカンドシーズンに入ろうと思います。
皆様、良いお年をお迎えください。
新年もよろしくお願い申し上げます。

年末は神戸で過ごしています。快晴です。

私が剣道を習った道場の跡地、今は公園です。
私の実家から徒歩10分です。

パンダもいる大きな動物園です。
道場はこの王子動物園に隣接した裏地にありました。