館長備忘録 セカンドシーズン(11)
突き抜けることを祈念しています。
守破離における破から離です。
そのためには、
守の吟味の大事、はいうまでもありません。
守の吟味のための、
「型」と「形」稽古の大事、です。
月刊「剣窓」(平成28年1月1日)での佐藤成明範士による寸評を備忘します。
・・前略・・
残念ながら不合格者が出てしまいましたが
部分的な誤りがあったわけではありません。
これまでの形に対する取り組みに問題があったのではないかと思われます。
今回の受験者が多く示した再吟味して欲しい幾つかの事項をここに列挙します。
1.立礼:上座への礼・立会相互の礼
2.木刀の持ち方と五つの構え
3.2本目:打太刀の右小手打ちの位置は
4.3本目:打太刀の突く位置(方向)と刃先の方向は
5.4本目:仕太刀、脇構えの剣先の位置および刃先の方向、相打ちで切り結んだ高さは
6.5本目:打太刀の正面打ちの切り下げる位置は
7.6本目:仕太刀、打太刀の上段の振りかぶりに対する中段からの攻めの剣先の方向は
8.7本目:気当たりの際の双方の刃先の方向および剣先の高さは
9.小太刀:中段半身の構えは
10.小太刀2本目:打太刀の刀を制し入り身になろうとするところは
11.小太刀3本目:胴に打ってくる刀を「すり流す」とは
12.小太刀の構えの左手の在り方は
ということです。
よくよく吟味あるべしといったところでしょうか・・
2016年02月24日
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