2016年06月16日

「思い」を切る2016

館長備忘録 セカンドシーズン(32)
突き抜けることを祈念しています。

そのためにも、
「強い思い」で切り落とさなければいけません。

平成28年度新潟県剣道連盟居合道部での
第1回講習会の時の講話です。
頂いた講話集を拝見していて感銘を受けたので備忘します。
講師は、草間ジュンイチ範士ですが
草間流居合の境地が伺われて、
居合道だけでなく剣道人にもとても参考になるはずです。

「切る」、何を切る?
皆さんは、(試合では)必ず勝つという強い気持ちで、
では、何を切りますか?(切っていますか?)

私は「自分の思い」を切っています。
「こうでしょう!」といって思い切ってやることが
とても大切です。

「思い」を強く持ってください。
「必ず自分は勝つ!」という思いを一年間、目標に立ててください。
昇段審査を受ける人、試合に出る人、そういう人は
「必ず自分は合格する!」、「自分は勝つ!」
という強い思いが無い限り、
人は簡単に認めてはくれません。
思いが強ければ強いほど、人は感動します。
しっかりと心丈夫になって、
絶対に勝つんだという意識を腹に据えて刀を差してください。
刀を帯びた瞬間から
「勝負!」と心の中で叫んで出ていけるようになってください。
「自分が必ず勝つ」という思いを強く、強く、強く心に秘めて、
その思いが形に表れるように今年一年を頑張ってください。
By ジュンイチ範士


「心法としての切り落とし」 だな・・
(「思い」と「欲」は別物だよ。)
「こうでしょう!」と切り落とし・・・
by カン
posted by カン at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 居合道覚書
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