2010年10月25日

第45回全日本居合道大会が終わりました

長くてすみません。

10月18日(月)から21日(木) 最終調整
月曜日から禁酒しました。
飲まなくても、眠れました。
いざというときに備えて、稽古だけは毎日・・・
(自分の職場に道場があるので本当に助かります・・・)
選手の代役を大会直前に命じられたときに備えてのイメージトレーニングに費やしましたが、そのイメージは悪い方向へとばかり・・・ウゥ
選手の健康と武運を祈るのみでした。

10月22日(金) 会場準備
早朝5時半出発。
8時:東総合体育館着
9時〜12時:選手と一緒に調整稽古
   (「調整」のはずが、すごい緊張感の中、演武形式の真剣勝負。)
13〜14時:開場設営が終わったので、正規のコート内で、また、稽古・・・
このあたりで、他県の選手が会場視察に訪れ始めたので練習中止・・・
15時:補員のメンバー(私達)は、補員としてお役ご免となり、大会係員としての仕事が命じられる。
15時30分:私は宿泊先のホテル係として、ホテルへ向かい、審判員の出迎えと夕食会の準備。
19時30分〜21時:前日準備が一通り終わり、役員一同と夕食(何故か飲み放題・・・)
21時〜23時:補員の御用がなくなった私はほっとして、毘沙門Oさん、十日町Tさんと居酒屋でさらに飲む・・・、そして爆睡。

10月23日(土) 大会当日
第45回全日本居合道大会
会場:新潟市東総合スポーツセンター
試合中.jpg

私は、試合結果の電算処理担当の副主任として
選手達の試合を見守らせていただきました。

大会結果
 団体総合優勝:新潟県
     2位:神奈川県
     3位:千葉県

 新潟県選手団
  5段の部:今井恒之
   (やったね!優勝。昨年の2位に続いて2度目の入賞)
  6段の部:駒形健一
   (やったね!3位。昨年のベスト8からさらに前進)
  7段の部:品田峯男
   (やったね!優勝。昨年3回戦で惜敗したお相手の森島選手に今年は決勝戦で雪辱を果たした)
表彰.jpg

雑感
さて、雑感・・・
その1:大会役員達の真摯な仕事ぶりに感動
このことについては、他県の選手からお礼のメールをいただいたので紹介します。「新潟、念願の優勝、おめでとうございました。選手の方をはじめ皆様、さぞほっとされていることでしょう。また、スムーズな大会運営、こちらも高く評価されたのではないでしょうか・・。そろいのジャンパーを着た方々、受け答えもとてもさわやかでした。お弁当、ご飯もおいしくすごく豪華でした。」とのことでした。
色々な苦労が報われたようです・・・

その2:覚悟が決まった新潟選手の演武は鬼気迫った
新潟選手の試合に対して、草間範士曰く「なんともいえない凄い雰囲気がでているねぇ・・・」
覚悟が決まると、人間はここまで毅然と演武できるのかと感動した。

その3:試合の心得の工夫
 これに関しても他県の選手からメールをいただいたので紹介します。
 「私自身は、今大会で一つ大きくなれました。というのは、大会前日のサブ道場での稽古を終えると、・・県の・・先生が手招きをされました。「お前はまだええところを見せようとしているだろう。試合や審査はそんな気持ちでやると、羽音に頼るような刀の振り方をしたり、・・そうするとどうしてもどこかに無理が出て、どこかがぶれたりするんだ。『私は、まあこんなもんです。このくらいしか出来ませんからよかったら見てください。』とそれくらいに思っていかなければならない。そうしたら、普段の稽古の7割・8割の実力が出せるのだがなぁ。・・」とご指導いただきました。(・・県の監督さんですが・・大会の時など何か一言アドバイスをいただきます。)当日は、試合前からずっと頭の中で「まあ、こんなもんです。」を繰り返していたら、いつもは手に脂汗をかくのにそれもなく、平常心に近い状態で開始線に立つことが出来ていました。「無心になれ。」とよく言われますが、このアドバイスが私にはとても合っていたように感じました。この気持ちで試合ができたことが今大会での一番の収穫となりました。」
 この話、岸本先生の「試合では普段の実力など誰も出せない。6割の力が出せればそれで充分。後は、6割の力でも勝てるような普段の実力を養いなさい。」というご指導とも重なりました。

その4:なぜ俺がここに
 補員を務めた某君の感想です。大会中に係員として走り回りながら、「なぜ俺が試合に出ていないのだろう・・・、今度こそ俺が・・・」
 私も同感でした・・・。

その5:やはり泣ける
 選手の優勝や団体優勝が決まって感無量だったが、選手と握手したとき・・・泣けた・・・、
私もまだ涙があったようです。

その6:記憶喪失

慰労会.jpg
佐渡産魚類の高級盛り付け

夜は、選手・役員10名だけでささやかな慰労会。
ささやかなはずが、
新潟の高級な日本酒を誰かが頼みまくって、飲みまくったお陰で
高額請求・・・
 宴がどんどん進行して無礼講となる中、記憶が途切れる・・・
 優勝、よかったね・・・・・・・・・

10月24日(日)解散
朝、解散式
岸本範士を役員全員で駅までお見送り。

こうして新潟大会は終わりました。
posted by カン at 22:30| Comment(1) | TrackBack(0) | 居合道覚書
この記事へのコメント
お疲れ様でしたm(__)m

「ええところを見せようとしているだろう・・・
『私は、まあこんなもんです。このくらいしか出来ませんからよかったら見てください。』」
正に今年の(これまでの)自分に当てはまり、反省しております(><)
今後はこのような心もちで臨めるよう励みます!

「なぜ俺がここに」
昨年の私の気持ちです、この気持ちが良い方に転がるか、悪い方に力が入るか、それが問題ですね(^^;

出来ましたら前者であるべく稽古してゆきます。これからも宜しくお願い致します。
Posted by あく at 2010年10月26日 15:09
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